きらきらぼし

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広島きらきらぼし【2019年10月14日】

台風が心配された日程でしたが、無事開催できました。

3連休にもかかわらず、20組の方が参加されました。
ありがとうございました。
重症の方はおられなかったので、良かったです。

さて、最初、「ステロイドを使わず改善させる」ためのポイントをお話ししました。
まず、①夜ほっとく、②自由に掻かせる、③アトピーを気にせず目を見て相手をする、の3点を、参加者の皆さんに、できているか聞いてみました。

①「夜ほっとく」
こちらについては、別室寝はゼロでした。そばで寝てもほっとくことができている方も、ほぼいなかったです。
これが出来れば、親子ともども楽になるのにね―。寝かしつけもしなくていい。「夜は寝る時間なんだ」というしつけをすることなんです。
夜起こされると、疲れがとれません、皮膚も連続で寝ることが皮膚の回復には不可欠です。
絵本を読んで、お休みと言って部屋を出る。簡単。
これが出来ると、母親の自由時間ができます。今、恐らく夜ほっとくことができてない母親は、自由時間がないと思います。自分のしたいことができる時間って、貴重なんです。

②「自由に掻かせる」
この正確な意味は、掻いている姿を見ない、優しく掻きなさい等言わない、掻いてあげない等含みます。
これもできていない方が多かったです。
どれだけ痒くて、どれだけ掻かないといけないかは、痒いと思っている本人しかわかりません。蚊に噛まれて、他の人に掻いてもらったりはしません。みな、自分で気持ち良く掻いています。

③「アトピーを見ずに目を見る」
小さな赤ちゃんでも、親がどこを見ているか、ちゃーんと分かっています。
どうでしょうか?あなたが、あなたの親にじっと見られていると仮定してください。うれしいですか?

何故、このことが伝わってないんだろうか?「赤ちゃんの本」を読んでおられる方も多かったのに。歯がゆい思いです。できないと、子育てがつらい、アトピーがあると更につらくなります。親子ともども疲れてしまいます。親が楽になる=子どものアトピーは子どもに任せると楽になります。ねん出できた自分の時間に、好きなことができます。

そのあと、渡辺栄養士が紙芝居で、食べることが大事だということを、蛋白質を2割増しで食べてもらうことが大事だと話してくれました。

質疑応答では、やはり経皮感作が、問題になりました。「経皮感作を防ぐため」ということが、ステロイドを塗る根拠として説明されています。

が、最近は風向きが変わってきて、「ステロイドを塗るだけでは、食物アレルギーは予防できない」と言われるようになってきています。
何が大切かというと「食べる」ことです。東京成育医療センターのたまごアレルギーの調査でも、「ステロイドを塗っても、除去すると38%もたまごアレルギーがあった」という事実があります。「塗って食べた方は8%」ですから、ステロイドでは、予防できてないことが一目瞭然です。除去を勧めてきたステロイド派の先生方にとっては皮肉な結果だったわけです。「ステロイドを塗って食物アレルギーが予防できるという根拠」は無いはずです。

短時間ですが、個別相談もさせていただきました。やはり、アトピーにとらわれているご家族が多かったです。夜はほっとくことを皆さんにお願いしました。お連れ合いと意見の相違がある方もおられました。

ここへの参加がきっかけで、できればいいな―。